2009年07月31日

レシピ伝授


ぐりこのエスプレッソ集中講座も

レベル2へステップアップです

cafe emo.espressoメニューの

エスプレッソ系部門のレシピと

仕上がりまでの工程の説明を

ココ何日間で伝えていまして

いよいよレベル2の終盤に

さしかかり始め

実戦同様レシピ表を見ずに

各メニュー製作をする段階に

入りました^^

とりあえず、すべてのレシピは

しっかりと覚えていたので

何杯か行うテイストチェックは難なくクリア、続いてランダムにオーダーを受けて2杯づつ製作する

オーダーチェック第一段階も躓く事無くスルーしまして、レベル2もなんとか終盤まで到達しました

お客様からのメニューの質問に対して、確実で簡潔な商品説明が出来る知識はもちろんの事

オーダーを受けた時点からの「提供までのタイム」「カウンター内でのスムーズな動き」

「手元を散らかす事無く綺麗にしながらの製作」「仕上がりの美しさ」「確実な味」などは

当然ごとくチェック項目に入っておりますが、それに付け加えたcafe emo.ならではの

いくつかのチェック項目を別に設けてあります

cafe emo.はご存知の通りに、イタリア系エスプレッソを提供する店なので

グラインダーも、マシンも正面をカウンターに向け、お客様からも見えるように設置してあります

従ってエスプレッソ抽出の際には、お客様に背を向けて作業するのが通常となります

ですから抽出で背を向ける時点で、店内すべてのお客様のウォーターグラスの量の状態や

灰皿の状態などをすべて把握して抽出に望みます、その際にたとえばウォーターグラスの中の氷の

小さな「カラン」と言う音も聞き逃さず、聞こえた瞬間に「あっ、どこのお客様のお水が無くなった」と

背中で感じ取る集中力、受けたオーダーが製作直前に突然オーダー変更となった際に

そのリクエストに、即座に慌てる事無く緩やかに確実に笑顔で答えられる事

背中越しに話しかけられても、会話を普通にしながらも的確なベストショットを撃つ事

等をはじめとする、その他数個の項目もあります

cafe emo.ではラ・チンバリーのM32ビストロの2連を使用しております

今のぐりこはまだ、その2連の一つだけを使用しての抽出でオーダーメニューを提供する

レベル2の終盤に差し掛かったばかりです

このアトには2連をフルに活用してのオーダーメニューを手際よくこなすレベル3が控えています

さらに2連をフルに活用しながらのカウンター越しからの私からの質問攻めに対する確実な返答

通常の会話の受け答えはもちろんのこと、それに加えてもう一つの難関(?)

私に飛び切りふざけた話題を投げかけられて、それに「トンチ」の効いた返答を

しなければならないと言う、ことも。。。^^

確実なベストショットのエスプレッソ抽出にはかなりの集中力を必要としますし、毎回その集中力を

持続しなければならないのは、バリスタの絶対的な最低条件です

それはどこのバリスタも同じでしょう

しかしそれが出来るだけではcafe emo,espressoのバリスタは勤まりません

それだけではcafe emo.espressoのカウンターを張ることはできないのです

高い集中力で美味しいエスプレッソの提供は、エスプレッソカフェとしてはあたりまえに出来て当然

そしてさらに五感を研ぎ澄ましてカウンターに立って、店内のすべてに気を配ることが要求されます

そしてその条件を自分の中で楽しめるようになった時が、自ら望んで挑んで来たハードルを

オールクリアをした時ではないでしょうかね

そうすると不思議なモノで、忙しくててんてこ舞いなカウンターワークも楽して仕方なくなります

お客様には、緩やかで清々しく居心地の良い空気が店内に充満するようになりますよね

ピリピリした空気など微塵も感じさせない、とてもよい空間になっているんです

あそこは私達の「桧舞台」ですから、「最高のエスプレッソ」と「最高のカウンターワーク」と言う

「最高のパフォーマンス」をお見せしなければならない場所なのですよ^^

でもまだ、エスプレッソ『カフェ』のメニューのもう一つの部門のフードメニューも待っています

どうやら「私達もよろしくね」と厨房器具の面々がニコニコと手招きをしているみたいですよ^^

それはまだ少し先のお話ですがね。。。

とりあえず今は、エスプレッソ集中講座の「レベル3」を目指さなければね^^


















  


Posted by アボ at 11:00