2009年12月26日

嬉しい〆くくり


cafe emo.を立ち上げる時

私には何もありませんでした

ですから私と私のバイク、そして

LA CIMBALI のマシンの

この3つで店をスタートしました

誰もに美味しいと言ってもらう

エスプレッソを淹れる!というのは

『エスプレッソ・カフェ』として立ち上げたのですから、それは当然のテーマです

そして更にもう一つ、その時に私の胸の中に決めた「もう一つのテーマ」がありました

それは「あそこのエスプレッソを飲むためにだったら、わざわざ走る価値があるよ」

と言われるような「エスプレッソ」を淹れる、「エスプレッソ・カフェ」を作る、ことでした

私にとっては「キント雲」であり「遊びの最高のパートナー」であるバイク

あの「キント雲」の面白さを知る人々がそう言ってくれ、それぞれ自慢の「キント雲」に

颯爽と跨り、一杯のエスプレッソを飲みに来てくれるようなカフェに、cafe emo.にしていくことでした

そんな自分自身の心の思いを込め、小さく「+BIKER's」と看板に載せて掲げました

そしてやっと・・・先日発売されたMOTO NAVIのカフェ紹介の記事のタイトルで

『この一杯のために走る価値あり』と言って頂けました

とても嬉しい限りです、そのことにはなにも触れずに取材を終えたのに

バイクが大好きで自らも乗りこなし、バイクを良く知るライターの小林様からそう言って頂けたのは

感謝・感激・こみ上げてくるモノを抑えきれないくらいな、万感の思いでした

そして撮影をしてくださったmasaco様にも最高の写真を撮って頂き感謝いたしております

その中でも特に嬉しかったのは、私がエスプレッソを抽出している姿のカットでした

cafe emo.espresso+BIKER's 開店して以来、cafe emo.のカウンターに立ち

エスプレッソを抽出している真剣な私の姿^^の写真は、実のところ1枚も無かったのです

抽出中のエスプレッソのアップや、マシンのアップ、マシンと私の正面からと言った

類の写真は数枚ありましたが、抽出中の私とマシンと言うのは初めての1枚だったのです

しかもその記念の1枚を使って頂いたのは、私にとっては何よりなことでした

記事にして頂いたcafe emo.の紹介文も+BIKE'sな意味合いもすべて網羅して頂きました

今回、お世話になりましたライターの小林様・カメラマンのmasaco様

そして、cafe emo.espresso+BIKER's を取り上げてくださったMOTO NAVI 様、

本当に有り難うございました

今回紹介して頂いた感謝すべき出来事を裏切ること無いように、これからも日々精進して

真摯にエスプレッソに、より良いカフェ作りに取り組んで行きたいと考えております

バイクに乗っている人にも、そうでない人にも、「わざわざ行く価値があるよ」と

誰もに言って頂ける様になるために、やらなければならないことはたくさんあります

まだまだ足りないことばかりで未熟ではありますが、未熟ながらも真剣に頑張りたいと思います

驕ることなく、図に乗る事無く、身の丈にあった私らしい、私の出来る限りの努力を

手を抜くことなく続けて行きたいと、改めて心に刻みました

思い返せば去年の今頃は・・病院のベッドの上で絶望の最中に居た私です

今年の初めには、今年の終わりにこんな素晴らしい年の終わり方など想像も出来ませんでした

病院のベッドの上で、ただただひたすらに絶望的な思いと戦い続け

復帰を目指しながらも、cafe emo.のカウンターがとても遠く思え、先の全く見えない状態でした

それがその年の瀬は、あんなに遠く思えたcafe emo.のカウンターで迎えることが出来ている・・・・

それも、こんな最高の形で・・最高の締め方で・・ 本当に感無量の思いです

あらゆる角度から応援してくださる皆様方に、cafe emo.を通して知り合えた私は本当に幸せ者です

そんな皆様方に支えられて、今があります

そんな皆様方に喜んでいただけるように、これからも精進してまいりますので

どうかこれからも、宜しくお願い申し上げます

                          cafe emo.espresso +BIKER's abo・アボ




                フラッと入った本屋さんで見かけた際には。。。。^^
                   MOTO NAVI No.44 モトナビ 2月号
        






  


Posted by アボ at 15:56